生地について

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生地の素材には、どんな種類がありますか?
当社で扱っている生地の素材は、ポリプロピレン (通称 パイレン P), ポリアミド (ナイロン N), ポリエステル (テトロン T), ポリ塩化ビニリデン (サラン S), 綿 (コットン C) の5種類です。それらは織り方によって、さまざまな特性をもった生地ができ、当社ではおよそ120種類の原反を常時在庫しています。
ポリプロピレン (パイレン P) とは、どのような素材ですか?
ポリプロピレンは比較的、安価で、腐食 (酸やアルカリ) に強い, 耐熱温度はやや低い (常用使用温度は80℃程度), 対光性と磨耗には強くないといった性質があります。ろ布(濾過布)としては、化学製品の製造工程、炭酸カルシウム, クレー, 陶土などの製造工程、一般排水汚泥処理, 上下水道汚泥処理, し尿汚泥処理などで必要とされています。
ポリアミド (ナイロン N) とは、どのような素材ですか?
ポリアミドは比較的、磨耗に強い, 酸に弱い, 寸法安定性に欠く (湿度によって延び縮みがある), ケーキ剝離に優れるといった性質があります。ろ布(濾過布)のとしての用途は、搾油, 陶土, 製糖, 染料などの製造工程、建設, 砂利排水汚泥処理、一般排水汚泥処理, 上下水道汚泥処理, し尿汚泥処理などです。
ポリエステル (テトロン T) とは、どのような素材ですか?
ポリエステルは比較的、耐熱温度が高い (常用使用温度は120℃程度), アルカリに弱いといった性質があります。ろ布(濾過布)としての使途は、植物油脂, 石油, 鉱物油精製の助剤濾過工程、酒もろみ, 染料, 顔料の製造工程、ビール, みりんなどの食品製造工程、化粧品の製造工程、上下水道汚泥処理, し尿汚泥処理などです。
布の織り方について教えてください
織物組織は大きくは、平織, 綾織, 朱子織の3つに分けられます。 平織は、もっとも簡単な織組織で経糸 (たていと) と緯糸 (よこいと) を互いに1本ごとに浮沈を繰り返して組織をなしています。ろ布(濾過布)としての使用は比較的少ないものの、緻密仕上がりの生地は粒子の捕集性に優れています。生地に表裏はなく、目詰まりは早い傾向があります。 綾織は、経緯 (たてよこ) 3本以上を上下に組み合わせ連続にしたもので、布面に斜走する線を綾目 (綾文線) が綾織の特徴のひとつです。ろ布(濾過布)の織組織としてはもっとも多く利用されており、強度の強い生地が得られます。 朱子織は、組織点 (経糸と緯糸の交点) が平織りや綾織のように規則的に連続せずに5本以上の経緯糸で完全組織をなし、経糸または緯糸のみが布面に多く表れて、平滑で光沢が強く柔らかなことが特徴である組織です。ろ布(濾過布)としては、ケーキ剝離がよく、目詰まりの少ない特徴があります。他方、微細粒子の捕集性が低い傾向にあります。
不織布 (ふしょくふ) とは、なんですか?
不織布は、接着剤、繊維を溶かす溶剤や熱を利用して繊維の結合接着させシート状にしたものです。繊維を絡み合わせて繊維の層にトゲのある多数の針を何回刺して製造されるものは、ニードルフェルトと呼ばれています。バグフィルターに多く用いられます。
目止めとは、なんですか?
撥水加工を目的として、シリコン溶液やウレタン溶液を塗布して、表面加工をすることです。当社では、シリコン溶剤を塗布するケースが比較的多いです。
通気度とは、なんですか?
通気度とは、清浄ろ布(濾過布)の濾過抵抗を表します。単位は, cm3/cm2/sec (1秒間に、ろ布(濾過布)1cm2当りにどれだけの空気 cm3 が通過するか) です。単位が大きいほど生地の目が粗くたくさんの空気が通過し、単位が小さいと目が細かく捕集性に優れているといえます。
物性値 (スペック) とは、なんですか?
生地の物性値 (スペック) は、重量, 厚さ, 密度, 構造組織等の形状的性質, 通気性, 耐熱性, 帯電性, 撥水性などの物理的性質、引っ張り, 引き裂き, 破裂, 磨耗強度などの機械的性質、耐ガス, 耐薬品などの化学的性質によって示されます。実際には、形状的性質に左右される通気度を除く大部分の物理的、化学的性質は、使用する繊維によってほとんど決定されるので、市販のろ布(濾過布)の物性表示は使用繊維のほかに、形状と機械的性質を示すことが一般的になっています。
ろ布(濾過布)の洗浄の仕方を教えてください
洗浄液で洗います。液には、水、温水、洗剤液、酸性液、アルカリ性液、溶剤、第二リン酸ナトリウム液などが用いられます。
いま使っているろ布(濾過布)の種類がわかりません。調べてもらえますか?
可能です。新品、使用済みの品を問わず、ご連絡の上、当社までご郵送ください。
目詰まりがおきました。もっと適した生地を紹介してもらえますか?
生地の選定にあたっては、濾過抵抗ができる限り小さいことと、目詰まりがしにくいことが重要です。しかし、濾材抵抗が小さいということは、液が流れやすいということを意味しますので、このような特性をもつ濾材は一般には濾過の進行とともに目詰まりする危険性が高くなります。どのような機構によって濾材の目詰まりが進行していくのかを明らかにし、濾材の目詰まりが全体の濾過性能にどの程度影響しているかを評価することが重要です。ご提案させていただきますので、どうぞ状況をお知らせください。
液漏れがおきました。もっと適した生地を紹介してもらえますか?
ご提案させていただきます。どうぞご連絡ください